政策実行の難しさ

スクールランチ」は、各自治体の栄養士がカロリー計算するなどしたメニューを、民間業者に調理委託。家庭から持参する弁当との選択制で、生徒らは必要な日を選んで事前に注文する。値段は300円前後。校内に保温設備を備え、みそ汁なども提供できる。

 府内では吹田、茨木、高槻の3市が府教委の補助を受けて導入。しかし全生徒に占める利用率は、吹田市が約20%に達したものの、残る2市は2%前後。府教委が目標とする50%はおろか、採算ラインとされる10%にも届いていない。

http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/news/business/20100108-OYT8T00820.htm?from=nwla

橋本知事の施政そのものは良く知らないので評価するつもりはないが、こういう一見何の問題もなさそうな政策ですら簡単にはいかないところを見ると、政策実行というのは実に難しいものだと思う。

300円でカロリー計算された暖かい弁当なんて、実にすばらしいと思うのだが、それはメタボに苦しむサラリーマン的発送なのだろうか。

たしかに男子学生だと、食事の時間は節約してさっさと遊びに行くインセンティブの方が大きいかな、という気もするのはたしか。