白川総裁は、とうとう嘘を付き始めたのではないか

それにしても今日はインタゲ関連の記事が多い。でも、日銀は動かず。

やや比喩(ひゆ)的に答えると、デフレは経済の体温が低下した状態だ。より根源な問題がデフレという症状として表れている。従って、その克服のためには、基調的に体温を上げていくための体質改善、あるいは治療が必要だと考えている。生産性の向上に地道に取り組むことによって、すう勢的な成長期待を高めていくことが大事だ

http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920018&sid=aNdBmX1AaMzM

生産性が問題ならば、むしろインフレになっていなければおかしい。

インフレーションターゲティングは金融政策を運営するときの枠組みの1つであり、英国やカナダ等では定着している。しかし、今回の金融危機を通じて、インフレーションターゲティングという枠組みについても反省機運が今、生まれてきているように思う

http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920018&sid=aNdBmX1AaMzM

そんな反省機運どこにあるんだ。むしろ、つい先日ブランシャールがインフレ目標は危機に備え平時から4%にすべしと発表したばかりだ。

白川総裁自身はまじめな人だと思っていたが、こんな明白な嘘をつくとは思わなかった。これでは、まるで池田信夫ではないか。