2004-02-01から1ヶ月間の記事一覧

《Yahoo! BB顧客情報流出事件》がかなりおおごとになってる。わりと他人事だったりするのだが、私の個人情報も洩れていたりするのでいろいろと何だ。 ここ最近本社の警備がやたらと厳重になったのだが、こういうことだったのね。

サイゾーに東谷暁と松原隆一郎の対談が載っていたので読んでみる。で、一言いいたい。松原隆一郎、逝ってヨシ!東谷はどうして松原みたいな「最も信頼の置けないエコノミスト」に寄り添ってしまうのか。 松原の言は単なる反経済学であって、何ら世間に良い影…

昨日やっと「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」を観にいく。世間的には非常に盛り上がっているし、たしかに映像はすばらしいことこの上ないのだが、本当に良い映画なのかといわれるとちょっと……。相変わらず演出に難がある。緩急がないせいで、だらだらと…

これまた、あけてくれ経由で町山智浩の村上隆評(?)を見つける。思ってたのは俺だけじゃなかったのかとかなり安心する。「あの3DOとか作らせた汚ねえヒゲ面のチビとかな」にも激しく同意。 町山よ、すばらしい文章をありがとう。この評は最高だ。

京極夏彦「嗤う伊右衛門」を読み返す。再度、読んで驚いたのだが、映画版ってほぼ原作どおりに作ってあるってこと。それにも関わらず、なぜ終わった後の感想がああも違ってしまうのか。敗因のひとつは、「嗤う伊右衛門」という作品が京極が書いた中では珍し…

大学時代の知人に誘われてカラオケにしけこんだのだが、そのとき某氏が「ギャルゲーにはまった人ってろくな人生歩んでないよね」とぽろり。うーむ、たしかにそんな気もする。とはいえ、そもそもオタクになった時点で十分世間からは足を踏みはずしているよう…

王の帰還の先行ロードショーを尻目に京極夏彦最高傑作を蜷川幸雄が監督した「嗤う伊右衛門」を観にいく。まあ、なんというか。控えめに言っても失敗作ですね。「青の炎」では非常に上手くはまっていた蜷川演出も、今作でははずしまくり。何で二人が愛しあっ…

闘う経済学者クルーグマン先生の「嘘つき大統領のデタラメ経済」を読む。いやはや、何というかこの本を読むと日本が幸せに思えてくる。たしかにこの十云年に及ぶ経済の停滞は無能な政治家たちの失政のせいだとはいえ、どんなに酷くても森芳郎がいいところ。…

「松原隆一郎 VS ミシュラン三人組」の最新版(笑)が出た。池田信夫の時もそうだったが、トンデモ議論をする人は反論するたびに香ばしさがましていくのはなんなのだろうね。かなり頭に血がのぼっているのか、リフレ派じゃない人が読んでもキ○ガイにしか見え…